「コロッケは食卓の主役か、それとも引き立て役か。」
この命題について、過去、多くの議論がなされてきました。
世界では、
「会議は踊る、されど進まず」と評されたウィーン会議が有名ですが、
主役派と脇役派で争ったニケーア公会議や、
コロッケ主役派とコロッケ脇役派の100年戦争なんていうのもありましたね。
日本では政治の世界にも飛び火したことがあり、
「コロッケは主役だ、バカヤロー!」って言って解散した内閣もありましたね。
しかし、近代コロッケ史においては、
「コロッケはキラーパスも出せるし、ゴール前で自ら得点を決めることもできる。」
という、新しいカテゴリーに分類されつつあります。
みなさんは2006年のドイツW杯を覚えているでしょうか。
キラーパスの代名詞ともなった男のラストゲームです。
彼はまさに近代コロッケの祖とも言える、
キラーパスも出せるし、自らゴールを決めることも出来る男でした。
予選3戦目のブラジル戦。
現役ラストゲーム、全力でボールを追う姿。
彼は試合が終わった後、ピッチで天を仰ぎました。
そんな名シーンを表現したとも思えるプレートに出会いました。
ほら、フィールドで天を仰いでるでしょ。
心なしかタルタルの涙が頬を伝っているように見えます。
そんなココスのビーフハンバーグ&帆立クリームコロッケ
見事に帆立クリームコロッケがメインの引き立て役にまわっています。
ココスの帆立クリームコロッケは、単品では注文できず、
ステーキもしくはビーフハンバーグのセットにしか付いてきません。
事務局長は、こういうコロッケを「レアコロ」もしくは「バーターコロッケ」と呼んでいます。
しかし、モノの見方を変えるということは非常に重要です。
「ハンバーグ」&「帆立クリームコロッケ」と通常読んでしまいがちですが、
「ハンバーグ&帆立クリーム」コロッケと読んでみましょう。
どうですか?
なんとなく、コロッケの中にハンバーグシチューが入っていそうな感じになりましたね。
その感じを忘れないうちに、
もう一度写真を見てください。
コロッケがメインの、ハンバーグが付け合せに見えたでしょうか?
見えたという方!!
それが、いつも事務局長が見ている景色です。